きょうこ先生に、ヨガ哲学のことを深く聞いてみました《その2》

 

前回は、ヨガ哲学ってなに?というお話を、簡単に分かりやすく教えてもらいました。

さて、実際気になるのは、ヨガ哲学を「学んで実践している人」の体験談ですよね。

今回は、そのきょうこ先生の体験談を、深ぼりして聞いてみました!

 

 


ヨガ哲学をどうやって実践しているの?

 

実はすごく気になっていることなんですが・・・
ヨガ哲学を、先生はどうやって実践しているんでしょうか?

 

きょうこ先生

日々のアーサナは行っていましたが(出来ない時は無理にやらない)、ヨガ哲学を始めてかマントラが増えました。
例えば、マーと言いながら前屈する。音を出しながらポーズを
とっています。 言葉を口に出すのは、すごく嫌な感じが最初はありました・・・

 

マントラ・・・
何か、唱えるやつですね!?
全然知らない私としては、妙な感じがするのですが
一体どんな意味があるんですか??興味津々です。

 

きょうこ先生

音や響きは、身体を内側から震わせてくれます。
コンサートホールでクラシックや合
唱を聞くと鳥肌が立つのですが、それと同じだと思います。
外側の皮膚はもちろん、内側から震え
て感動が溢れてくる。
マントラは音を使って身体を振動させることなんだと思ったら、苦
手意識がなくなりました。
車の中で一人気持ちよく歌っている」のも、「マントラを唱える」の

も(大雑把に)同じなんだと思いました。

きょうこ先生

好きな歌の歌詞を永遠とリピートをする癖があるのですが、
それは自分の「好きなもの」「欲しいものを」とり込んでいく作業で、マントラでも同じ作業をしています。

 

 

なるほど!
体に響く感じ、なんかイメージできました。
厄祓いに行った時の祈祷とかも、確かに体の内側に響く感じがしますね!
(そういうことであっているのかな??)

そして、何度も好きなことをリピートすることを「好きなものをとり込む」
という風に、考えたことがなかったのですが、すごい納得です!

 

他にも、普段の考え方も、こんなふうに実践しているそうです。

 

きょうこ先生

嫌なことがあったときにそれを放置しない。

何が嫌だったのか、
ちゃんと「自分を理解する」ように心がけています。
これも苦手でした。臭いものには蓋をし
て忘れたいのです。
それだと、その場はやり
すごせますが、自分と向き合わずに自分を雑に扱っていると、自分が満たされないので、悪循環のループから抜け出せなくなる。

なので、自分の嫌なものとも向き合う練習をすると、慣れるにつれて段々するっと問題が解決できるようになりました

 


「ヨガのレッスン」と「ヨガ哲学」の繋がりとは?

 

いつも受けているヨガのレッスンは、お話しいただいているヨガ哲学と、どう繋がっていくのですか?

 

きょうこ先生

1つの効果として、自分と向き合うためにアーサナをやることが、とてもいい練習になります。
感情や知識だけで向き合おうとすると、うまくいかないことが多いです。
まずはアーサナを通じて、身
体を感じる。
自分の身体を注意深く観察していると、集中力が付きます。
そうすると自分
の感情と向き合うのがだんだん上手になっていくんです。

 


ヨガ哲学のことをもっと知るには?

 

ヨガ哲学のお話、とってもおもしろいですね〜
これを、もっと知るにはどうやって勉強するのですか?

 

きょうこ先生

ヨガは伝統的に先生から学びます。
一人でヨガ哲学に関する本を読んでも、難し過ぎてす
ぐに放棄したくなるはず(多分)。
私はヨーガスートラについて先生から座学で学んでい
ます。そしてプライベートセッションを受けて、私の為のアーサナの練習とマントラを先生に作って頂いて、ヨガの練習をしています。

気になる方はヨガのレッスンで先生に聞いてみたら、何か教えてくれるかもしれません。

きょうこ先生

ヨガのレッスンの中に、ヨガ哲学の知識がちりばめられていることもあるので、少し意識して先生の話を聞いてみてください。
ンライン・スタジオレッスンなどで、単発のヨガ哲学の講座も開催されているので、受けてみるのもいいと思います。

 

たしかに、1人で勉強を始めるのって、難しいですよね。
気になる方は、まずは身近なヨガの先生に話を聞いてどうやって勉強をするのか考えてみるといいかもしれませんね!


あなたがヨガ哲学を知ると、どんな効果を期待できるか?

 

たくさんのお話をありがとうございます。
最後にもう1つ質問させてください。
これを読んでくれている、ヨガに興味のある方が「ヨガ哲学」を学ぶことで、どんな効果があると思いますか?

 

きょうこ先生

ヨガをやる目的がわかりヨガを続けられるようになると思います。

ヨガの効果そんなにすぐにはでないし、いきなり変化がおこるわけではなく「あれ、いつのまにか変わってた」くらいのことなんです。

その為には続けることが大切です。
ヨガをやる目的や、自
分が何か変化したければ、必ず変わることが出来るのだとわかると練習が楽しくなるので、長く続けられるようになります。

 

なるほど〜。なんでも続けることで、本質的に変化するのはわかります!
ピラティスもそうですしね〜。
ヨガの背景はとても奥深そうなので、知れば知るほど、ヨガの練習が楽しくなりそうです!

 

最後に、読んでくれた方へ、メッセージをいただきました!

きょうこ先生

 

ヨガ哲学と聞くと難しそうですが、
ヨガは「日々の生活を良い方向にしていくツール」なので、
「なんだかすごそうなヨガ」を私がやるのではなく、
「大切な私のため」にヨガを楽しく とり入
れてみてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

筆者:宮永なお
 


東京メトロ東西線 木場/門前仲町/東陽町 で体と心を整える
「pilates & yoga スタジオ health fit 木場店」

 

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